忍者ブログ
Home > > [PR] Home > 漫画 > 【漫画感想】アイアムアヒーロー第14巻

Tranquilizer

どこにも踏み込めず迷走ばかりしています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【漫画感想】アイアムアヒーロー第14巻

2月28日発売です。
自分の地方では普通二日遅れ、つまり3月2日に書店に入荷されるはずだったんですが、
前日の3月1日、Village Vanguardさんに赴いたところどういうわけかこれが置いてあり、
一日早く購入を済ませる事ができました。
全国チェーンの某大型書店にも同時に立ち寄ってみたのですが、こっちには置いてありませんでした。
仕入れのやり方が違うんでしょうか。
以下ネタバレ含みますのでご注意を。










さて、前回の13巻ラストでは花沢先生らしい絶望的な展開を目の当たりにしましたが、
あれは単なる思わせぶりだったようです。
症状が回復した後も感染の影響力は残っているのか、以前さりげなく小田さんを軽々と持ち上げていた(13巻152話参照)比呂美がここでもその腕力を発揮し、弾丸の入手に成功。
そればかりでなく銃砲店の店主がZQNあるいは暴徒との戦いで死の直前まで用いていたと思われる銃も新たに入手できました。

というのがミロクのMSS-20。
スラッグショットガンというかハーフライフルドショットガンというか。
スラッグ弾は散弾とは違って、単体として射出される弾丸の事です。
20番というのは弾丸の口径表示に使われる規格で、英雄は「細い」などと言ってますがその径はなんと約16mm。
火薬の量や弾丸自体の質量にもよるのでしょうが、あの50口径弾の12.7mmにも数字的には見劣りしませんね。恐るべし散弾銃。

銃器が二挺もあれば複数人で同時に攻撃が行えるというメリットもあるのですが、ここに来て銃刀法云々とうるさい英雄に小田さん拗ねちゃってます。
このやり取りの一部始終が後々の暗い展開に繋がらないことを切に祈るばかりです。

さて、そうこうしている内にZQN一行がご登場。
皮下組織の奥まで炭化してそうな焼死(?)体と化してもなお活動する生命力にも驚きですが、何より恐ろしいのはその数です。
さすが国内有数の観光地といったところか、御殿場の時と比べてもその差は歴然。
小田さんが駆るマーチの車窓から英雄も負けじと撃ちまくります。

これが本当に撃ちまくってるんですよね。
アウトレットモール以来の連射っぷりに読者としてはある種のカタルシスを覚えるのですが、
倒しても倒しても前から後ろからワラワラと出て来る恐怖は決して煮え切るものでもありません。

そうして逃げながらに辿り着いたのは温泉。良くも悪くも目的としていた到達点でした。
英雄の混浴という望みは叶わなかったものの、我々読者の望み(お察しください)はちゃっかり叶っちゃってます。
花沢先生は偉大なお方ですね。
ピンク色な描写で油断させていたところにありえない異物をぶち込んでくるその心意気、本当に偉大です。











はぁ…。

ここに来て判明したことがひとつ。
ベルギーで半感染状態の彼が見た異形は、現実に存在するモノであったようです。

地球上のあらゆる人々を巻き込んで拡大するこのバイオハザードは確かに、我々の想像以上に進行していました。
どうなる英雄、そして人類。

次巻は2014年初夏頃発売予定との事です。




あと、ついでのついでで気になっているのですが、
本編終了直後に記載されている[アイアムアヒーロー] 第●集:完の文字列について。
巻を増す毎にとんでもないことになっているのは読者の皆さんもご存知の事と思いますが、
この撹拌が最終的にどんな形に落ち着くのか、非常に興味深い所ではありますよね。ねっ。



ZQNの生態まとめ (個人的な見解を含みます)
    • 心拍、呼吸がないにも関わらず強大な筋力を維持
    • 生前の記憶を多少保持している
    • 生殖器は機能している
    • 感染者同士で意識と記憶の共有を行う(?)
    • 症状が進行すると各個体が結合していく(?)(異形ZQNの存在は確定)
    • 半感染者(=比呂美, ≠来栖)は一時的にZQN化の症状が回復(?)
    • 半感染者は感染者との意識の共有が行えない(?)←New!!
    • 脳機能さえ生きていれば活動が可能である←New!!
    • 関東圏の感染者は東京の『何か』に引き寄せられている(?)←New!!
PR
コメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード

プロフィール

HN:
北倉
性別:
非公開

P R